吹けば飛ぶよな日本経済〜破綻後の新しい国をつくる〜

JPモルガンにてディーラーとして莫大な利益を上げた「伝説のトレーダー」藤巻健史さんの著書。

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円安が行き過ぎていようがいまいが、今後とも円安は進むでしょう。議論をしている間にドルを買っていたほうが賢明です。

テーパリング(量的緩和の縮小)が終了し、もう国債を買わない(=新しい紙幣を刷らない)米連邦準備制度理事会(FRB)と、異次元に国債を買い続ける(=新しい紙幣を刷り続ける)日銀の差は強烈だからです。

ドルと円はどちらに希少価値がありますか?という話です。



日銀は国債を未来永劫に買い続けなければなりません。ということは、円は未来永劫に天から降り注いでくるということと一緒です。

誰がそんな紙幣を信じ続けるのか?円紙幣が紙くずになる日、すなわちハイパーインフレは間近だと思います。
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他国がGDPを伸ばしてる中、GDPが伸びていない日本円の本来価値は180円から200円とも言われています。

1000兆円以上にも溜まった借金は毎年10兆円ずつ返しても100年以上かかります。

「もう行きつくところまで行くしかない」とも言われる日本でハイパーインフレは他人事ではなくなっています。


円安にせよインフレにせよ円資産の価値は目減りしていくことになります。

国家破綻=国家の問題ではないのです。むしろ国民が一番影響を受けます。


自分たちの資産は自分たちで守るという意識をより一層高める必要性が増しています。

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