『21世紀の資本』 r > g とは?🤔 〜お金の伸びは賃金の伸びより高い〜

フランスの経済学者トマ・ピケティが書いた『21世紀の資本』を数年前に出版し世界中でベストセラーになりブームとなりました。

超大作となりすべてを読むのは骨が折れますが、本書は膨大なデータを用いてあることを伝えています。


それが

 「 r > g 」


です。


r は「資本の収益率」

→すなわち「お金の伸び」


g は「経済の成長率」

→すなわち「賃金の伸び」



「お金の伸びは賃金の伸びより高いですよ」ということです。


資本主義においてお金持ちがどんどんお金持ちになり格差は開いていく。


お金の伸びは、世界平均 約5%


賃金の伸びは、世界平均 約1%



労働者にとって残念な真実ですが、現状を変えるには個人ができることから始めるのが大切です。


まず資本がない人ができることとして、

「手取りの20%を貯蓄・投資する」



賃金の一部を5%で伸びる資本の部分にお金を投じていくことで資本家と同じリターンを得ていく。

資本への投資だけでなく自己投資にもお金をかけるも重要です。


「資産になるものにお金と時間を投じていく」


自分の富を増やしたい方は富裕層がどのように富を築いたのかを意識していきましょう💡

21世紀の資本をわかりやすく解説、「r > g」はお金持ちの原則だ | 1億人の投資術

少し前に、経済学者トマ・ピケティの「21世紀の資本」を読みました。 21世紀の資本は、カール・マルクスの「資本論」の現代版とも言える内容で、15年間の研究を元に、近年の経済の動きと、未来の経済の予測を示したものです。 2014年に日本語訳が出版されて以降、世界中でベストセラー書籍となりましたが、日本版でも700ページ以上の大作であり、かつ難解であることから、読みこなすのは難しいと言われています。 私自身も一般の人より本は読み慣れている方だと思うのですが、すべてを理解するには至っていません。 しかし、書籍「21世紀の資本」は「伝えたい事は1つか2つであり、あとはそれを証明するために、膨大なデータを用いた説明を行う」という内容になっています。 つまり、研究者ではない私たちはトマ・ピケティが21世紀の資本で「伝えたかったこと」を知るだけでも、非常に価値のある一冊になるということです。 そして、21世紀の資本でトマ・ピケティが伝えたかったことというのが「r > g」という公式で、これは「(少なくとも今のままでは)これまでもこれからも、お金持ちがよりお金持ちとなることは変わらない」ことを示しています。 この記事では、トマ・ピケティが21世紀の資本で伝えたかった要点を、わかりやすくまとめました。 「r > g」とは 「r > g」という公式は、トマ・ピケティが21世紀の資本で掲げている、本書の内容を象徴する式です。 ピケティ自身も書籍の中で、「r > g」という式のことをこのように語っています。 これは本書できわめて重要な役割を果たす。ある意味で、この不等式が私の結論全体の論理を総括しているの ▶ r > gとは? r = 資本の平均年間収益率 利益、配当、利子、賃料などの資本からの収入を、その資本の総価値で割ったもの。つまり、投資収益率、不労所得の利回りといった意味です。 ※おそらく金利(利回り)を示す「rate」の略だと思われます g = 経済の成長率 所得や産出の年間増加率。 ※おそらく成長を示す「growth」の略だと思われます ▶つまり 「r > g」とは資本の平均年間収益率は経済成長率を上回り続けるという公式である。 上記の説明ではわかりにくいと思いますので、噛み砕いてわかりやすく説明します。 「r >

oneinvest.jp

0コメント

  • 1000 / 1000

新社会人のお金のカルテ

『知らなきゃ損するお金の話』 知ってるか知らないかで生涯の資産作りに数千万円といった差が出ます。 お金の教育の場が少ない日本において知っておくべきお金の情報や海外で学んだ金融情報を発信していきます。