フランスの経済学者トマ・ピケティが書いた『21世紀の資本』を数年前に出版し世界中でベストセラーになりブームとなりました。
超大作となりすべてを読むのは骨が折れますが、本書は膨大なデータを用いてあることを伝えています。
それが
「 r > g 」
です。
r は「資本の収益率」
→すなわち「お金の伸び」
g は「経済の成長率」
→すなわち「賃金の伸び」
「お金の伸びは賃金の伸びより高いですよ」ということです。
資本主義においてお金持ちがどんどんお金持ちになり格差は開いていく。
お金の伸びは、世界平均 約5%
賃金の伸びは、世界平均 約1%
労働者にとって残念な真実ですが、現状を変えるには個人ができることから始めるのが大切です。
まず資本がない人ができることとして、
「手取りの20%を貯蓄・投資する」
賃金の一部を5%で伸びる資本の部分にお金を投じていくことで資本家と同じリターンを得ていく。
資本への投資だけでなく自己投資にもお金をかけるも重要です。
「資産になるものにお金と時間を投じていく」
自分の富を増やしたい方は富裕層がどのように富を築いたのかを意識していきましょう💡
新社会人のお金のカルテ
『知らなきゃ損するお金の話』 知ってるか知らないかで生涯の資産作りに数千万円といった差が出ます。 お金の教育の場が少ない日本において知っておくべきお金の情報や海外で学んだ金融情報を発信していきます。
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